「中学で不登校になって、今32歳です」
お話ししてくれたのは、愛知県在住のきのっちさん。

中学1年生の冬から卒業するまで不登校になった理由や高校に行こうと決めた思い、
社会人になって3回転職した経緯を話してくれました。
全10回でお届けします。

画像:きのっちさん撮影

#3
「周りもやってるし」
はじめてのアルバイト

してました。

確か、高1の夏休みぐらいだったと思います。

なんだっけ・・・
「なんか周りもやってるし、
じゃあ自分もちょっと始めてみよ」
っていう感じで。

スーパーのレジ打ちをやってました。

近所のところですね。

最初は、「大変だな」って
思うところはありました。
でも、やっていくとすごく楽しくて、
やりがいを持ってやってましたね。

そうですね。
お会計が済んだ後のカゴって、
年配のお客さんだと、
運ぶのが大変じゃないですか。


その重たいカゴを
荷詰めする台まで持っていくことが、
「レジの中で僕が1番できてる」
っていう自信がありました。

あとは、
レジ打ちのスピードが
周りより速かったっていう自信もあって。

だからなのか、
常連のお客さんが割と僕のレジに
並んでくれていたり。

選ばれることが、
「僕でも頑張ったら認められるんだ」とか、
「ここにいていいんだ」って思えました。

そういうところに、やりがいを持って
やっていたっていう感じですね。

確かに。
そうかもしれないですね。

あとは、
「もうちょっとシフト入れますか?」
って言ってもらえたりすると、
頼りにされている、
っていう感覚がありました。

確か1年くらい続けたと思います。

きっかけは、オーストラリアに
2週間留学する機会があって。

僕、全然英語できないんですけど
「行きたい」っていう人だけ
行けるものだったので参加しました。

そこでバイトは一旦やめてたんですけど、
高3になった春から、
また同じスーパーで卒業までバイトしました。

そうです。