
「中学で不登校になって、今32歳です」
お話ししてくれたのは、愛知県在住のきのっちさん。
中学1年生の冬から卒業するまで不登校になった理由や高校に行こうと決めた思い、
社会人になって3回転職した経緯を話してくれました。
全10回でお届けします。
画像:きのっちさん撮影
#6
「僕は違うかなって」
転職を決めた理由
やりがいはありつつ、
大変な部分っていうのはどんなところですか?
カフェ業態って、朝がすごい早くて
朝6時出勤とかなんですよ。
忙しい店舗だと、5時45分とか。
で、遅くまでやっていっているので、
22時閉店で、23時に帰ったり。
あと、
今は変わってるかもしれないですが、
当時はバイトの子が急にお休みになると、
閉店作業が1人足りなくなるので
店長が行くしかなかったり。
うんうん。
バイトの子が入れる状況に合わせて
僕のシフトが決まってくるので、
23時に仕事が終わって、
翌朝6時出勤になったり。
だから睡眠時間も少なくて。
そういうところが結構大変でしたね。
聞いてるだけで大変そう・・・
休み自体はあったんですか?
休みは、しっかり取れてました。
確か年120日以上は取れていたと思います。
ただ、「カギ回し」っていうのがあって。
店舗のカギを、AさんからBさんに鍵を渡して、
Bさんが翌日の朝にお店を開ける、みたいな。
そのカギを渡し忘れてしまった時は、
「鍵がありません」ってBさんから連絡があって。
すると、
「今から行くね」ってことで
自分がカギを開けに行ったり。
あと、
「マシンが止まってコーヒー出せません」
っていうトラブルがあったら、
休みの日でも連絡取り合って指示だしたり。
そういうことは、割とありました。
なので、
「ちゃんとした休みがあるか」
って言われると・・・
まぁしっかり寝てはいましたけど、
今思えば割と大変でしたね。
うんうん。
睡眠時間が少ないとか、
体力の疲れはあったと思うんですが、
メンタルはそこまで疲弊してなかった?
どんな悩みがありましたか?
うーん・・・
「この生活が永遠繰り返される
ってなったらどうしよう」っていうのは、
精神的にすごい、くるものはありました。
それは、20代前半だから
今の生活がやれてるけど、
30・40代の会社の先輩とかをみて、
思った感じですか?
そうですね。
当時でも体力的にけっこうきつかったので、
年上の先輩をみていて、
「これを20年も続けられるのかな?」
っていうのはありました。
疑問を持ってしまったんですね。
それが、転職のきっかけですか?
そうですね。
あの、会社が良くないとか、
嫌いになったわけじゃないんですよね。
本当にお祭りが好きな人とか、
仲間でワイワイするのが好きな人は、
めちゃくちゃ毎日楽しいと思うんですよ。
すごい楽しそうに働いてる人がいる中で、
僕はそういう楽しみ方ができない。
というか、
「僕は違うかな」って思った時に
「じゃあ転職をしよう」ってなりました。
転職先はどうやって決めたんですか?
まずは一旦、
東京から離れてみようと思いました。
それで、地元(岐阜)から近い
名古屋にしようと思って引っ越しました。
いま振り返っても
「よくやったな」って思うんですけど、
引っ越してから仕事探し出したんですよ(笑)
え!すごい順番ですね(笑)
あの頃は無計画でした(笑)
スムーズに仕事が見つかって良かったです。
次はどんなお仕事に?
リハビリのステーション病院で、
健康になって退院した方へ
食事を届ける「配食サービス」
の会社に、事務で入りました。
選んだ決め手は?
土日がある程度休みなことと、
あとは給与がいいところ。
前社で、まぁまぁ頂いてたので。
次の会社は、病院が母体だったので
ボーナスとかもしっかりしていて。
そういう基準で選びました。
ありがとうございます。
事務は、実際やってみてどうでしたか?
接客業とは違って、
社内のコミュニケーションが
重要だなっていうことを知りましたね。
楽しさもありました。
でも、半年間名古屋で生活してみて、
「やっぱり東京で暮らしたい」
ってなりまして、
辞めてまた東京に戻りました。
いいですね。
実際に暮らしてみたから、
わかることですね。


