
「中学で不登校になって、今32歳です」
お話ししてくれたのは、愛知県在住のきのっちさん。
中学1年生の冬から卒業するまで不登校になった理由や高校に行こうと決めた思い、
社会人になって3回転職した経緯を話してくれました。
全10回でお届けします。
画像:きのっちさん撮影
#8
「勝負するんだったら20代しかない」
カフェ経営者に転身
「カフェを経営したい」と思った
きっかけはなんですか?
当時、27・28歳くらいの僕は、
「勝負するんだったら20代しかない」
って思い込んでいて(笑)
「このままの人生でいいのか?」
って自分に問いかけた答えが、
「カフェを経営したい」でした。
で、カフェ経営するんだったら
何から始めればいいんだろうって
考えた結果、
「コーヒーの研究だ!」って。
だから、実家に戻ったら
すぐ引きこもって、
1人 コーヒーの研究をしてました。
すごく楽しそう!(笑)
へへ(笑)
それはもう、仕事探さずに?
そうです。
コーヒーの研究をしないと、
カフェの経営はできないと思ってたので、
むしろ「研究自体が仕事だ」って。
研究はどれくらいしたんですか?
確か・・・3ヵ月、
いや、半年ぐらいですね。
だいぶですね(笑)
そうですね(笑)
だからその期間は、ずっとニートしてました。
でも、毎日研究していることを
SNSで発信していたら、
周りはおもしろがってくれたみたいで。
カフェを経営していた友だちから、
「店長のポストでやってみない?」
ってお誘いいただいて。
えー!
「じゃあ やるわ」ってことで、
カフェの店長になりました。
すごい繋がりですね。
本当に。
ご縁ってありがたいなと思ってます。
じゃあ、地元の岐阜に戻って、
最初の仕事がカフェの店長?
東京にいた頃にやりたかった夢が
半年後に叶っちゃったみたいな?
そうともいえるんですけど、
お誘いをもらったカフェは、
10代から20代の女性の方が
ターゲットのカフェだったんですよ。
うんうん。
で、僕がやりたかったのは、
不登校で悩んでる親御さん。
お母さん世代の人たちを癒せるような
カフェが運営したいと思ってたので。
やりたい理想とは、
ちょっと違ってたかなとは思います。
うんうん。
でも、すごく勉強にはなると思って、
お世話になってました。
そうか。
自分の夢のために、
「しっかりここで経験を積もう」っていう。
そのカフェには、どれぐらいいたんですか?
2年ぐらいだったと思います。
実際、働いてみてどうでしたか?
そこは職場というか、
仲間と一緒に楽しくやってました。
「働く」っていうよりは「遊んでる」みたいな。
最高ですね(笑)
そうですね(笑)
めちゃくちゃ給料が良い
ってわけではなかったけど、
本当に楽しくやってました。
店長の役割はきちんとやる以外は、
仲間と一緒に
楽しくやってるところなので。
最高な職場にみえますが、
2年後に転職するきっかけは
なんだったんですか?
ここが今働いてる職場になるんですが、
転職する頃には、奥さんと出会っていて。
「このまま続けるか」
「夢を追いかけて自分でカフェの経営をするか」
「就職か」
ってことを考えてました。
あと、別のカフェを運営されてる人から
「新店を作りたいから
一緒に立ち上げに入ってほしい」
とスカウトもしていただいて・・・
かなり悩んだし、奥さんにも相談しました。
でも、コロナが始まったタイミングで。
このままカフェのことを続けるのは、
ちょっと難しいかもしれないと思って、
転職して、就職しようって決めました。
なるほど。
安定した仕事を探すとなると、
どうやって転職先を見つけたんですか?
まず、次の仕事は、
奥さんの実家の近くで働きたいなと思ってました。
あと、やっぱり人事の仕事がしたいなって。
カフェは一旦断念したので、
それなら、今までの人事経験が
活かせる場所で探そうと思って。
そうやって動いてた時に、
奥さんが前に働いてた会社で、
人事の枠があるよってお声がけいただいて。
その会社に入ることになりました。
へぇ!
それはどんな会社ですか?
携帯ショップの店舗運営をしている会社です。


