「姉がうらやましくて行かなかったわけじゃない」
弟のユート(30)に、生まれて初めて当時のことを聞きました。

小学1年生から4年生まで不登校だった理由や、高校で経験した部活の厳しさ、
転職を繰り返す中でみつけた、自分の"ちょうどいい仕事"について話してくれました。

全9回でお届けします。

画像:本人撮影

#6
「楽しくて週6で働いてた」
名物おじさんとの出会い

大学に行く前から、
その古着屋の店長とは知り合いで、
もう3・4年くらいの付き合いになる人。


大学中退して戻ってきてからは、
特によく一緒に遊んでた。

その時点で、色んな話もしてきたし、
お互いのこと知ってる状態ね。

で、俺は会うたびに
「工場が楽しくない」って言ってたから。

それに対して、
「焼肉屋とかやってみない?」って。

紹介してくれたっていうか、
話の流れで教えてくれた感じ。

あれよ、
ハルが思ってるような
アパレル店員じゃないから。


ただの
気のいいおっさん。

がっつり服を売る店員じゃないから。

路面店で、
バチバチ売りますスタンスじゃないんよ。
居酒屋おじさんスタイル。

人生相談所みたいなタイプのおじさんよ。 

なんか、
病める女子が相談しに来るような (笑)
酒が出てこないのが不思議なくらいの(笑)

そういう店があるのよ。

そうそう。

実際めちゃくちゃ有名だった。
岡山駅前の路面とか
個人店舗やってる人らの界隈では 。

俺が働いた焼肉屋の店長しかり、
「誰かいい人いない?」って
古着屋の店長に言えば

バイトが決まるくらい。

そう。
だから下手な求人打つより、
そのおじさんに言った方が
よっぽど早く決まるって感じ。

付き合い長いっていっても、
高3の最後あたりで店知ったくらいよ。

で、帰省する度にちょくちょく通ってた。

最初はそこまで深い仲じゃなかったけど、
中退して帰ってきてからは、
いくらでも会えるわけじゃん。

しかも、酒飲めるようになってた年だし。

だからあの頃は、
夕方まで仕事して、夜から一緒に飲んで、
その人の家で泊まったりしてた。

週3・4ぐらいで。

そうそう。

そう。

うん。ほぼ顔パスよね。

21・22歳かな?
3年強働いたと思う。

25歳の年に辞めたから。

そうそう。 

まぁ給料は安かったけど、
ゆるくて楽しかったよね。 

ルールが合ってないようなもんだったから。
店長も若かったし。 

当時、20後半とかかな。 

それでフリーターで働いてたの
俺しかいなかったから、
ほぼ毎日出勤してた。

バイトは学生で、俺より年下だし、
ルールも緩くて、店長も若い。

あとは、やっぱ、あれだな。
17時営業だったけど、
16時に仕込みが始まるから、
25時とか26時まで働いたとしても、 
次の日の起きる時間は15時とかでいいわけよ。

そうそう。
なんならめっちゃ寝れる。

そう。
で、俺

夜型にめっちゃ合ってたわけよ。

朝に頑張って起きるんじゃなくて、
どんだけ日が昇ってようが気にならない。


しっかり寝た上で、用意すればいいから。 

そうそう。
だから、精神的な苦痛もないし体調も万全。
噛み合ってたから続けてたんだな。 

そうそう、
なんなら行った方が楽しいくらい。 

むしろ週6だった。
入れるだけ入っていいですよ、みたいな。

やっぱ「25歳」っていう。
なんかひとつ大人になっちゃう感じ?

それと、
別の知り合いからの紹介もあって。

違う飲食店なんだけど、
ちょっと給料が良くなるっていう。 

焼肉屋は、楽しいけど安い。
でも給料は高くなかった。

拘束時間に対して、
見合ってなかったからな。
 

引き抜きっていうほど良いものじゃないけど、
「挑戦してみよう」って思って辞めた。 

韓国料理。
でも、1ヶ月しか持たなかった。