「将来の夢なのに、恥ずかしくて人に言えなかった」
お話ししてくれたのは、千葉県在住のしくしくさん(25)

小さい頃から父と追いかけたプロ野球選手の夢。
野球部で経験した挫折と、それを支えてくれた家族や先生。
コロナ禍の就職活動から、思いもしなかった今のお仕事について、お話ししてくれました。

全10回でお届けします。

画像:本人撮影

#6
「野球より勉強する方が自信あった」
本気の高校受験

姉が進学校に行ったのを見て、
「大学にいかないと未来がない」みたいな。
結構不安でした。

だから、学校に完全復帰する前から
姉が行ってた塾に通い出してて。

最初は個別対応してもらって、
夏期講習が始まるタイミングで
集団教室に入ったんですけど。

慣れてない教室にいるのが気持ち悪くて。
1時間目終わってすぐ逃げ出して(笑)

「お願いだから助けてくれ、もう無理だ」って
親に泣きながら電話して、辞めました。

3者面談があった時に、
「姉と同じ進学校に行く」って話をしたら、
担任から「かなり茨の道だぞ」って言われて。

「本気で目指すんだったら、
明日から毎日来ないと追いつけないよ」
って言われて、
そこから毎日通い出したんです。

その時期に、
色んなことが重なったんです。

友達が毎朝迎えに来てくれて
断れなかったっていうのもあるし、
クラスで好きな子ができて、
その子に会いたかったっていうのもあるし(笑)

なので勉強は、
どんどん持ち直していきました。

やっぱり野球に比べると、
勉強する方が自信があったというか。
実力がきちんと伴ってたんだと思います。
テストの順位も、
1番までいわなくても5番とか。

だから、変に志も高くて(笑)

高専とか、
他の学校も勧められましたけど、
姉が行ってた進学校が
自分の中でちょうど良くて。

そうですね。
今まで休んでたのが嘘みたいに。
ただ、高校に上がる時はさすがに不安でした。

知っている友達もほぼいないし、
本当に3年間通えるのか、とか。

入学した最初は無理してましたね。
変にボケて、友達つくろうとして。

それが悪い方向に転がらなかったので良かったです。

そうですね、
ほぼ休まずに行きました。

たまたま、友達がバドミントン部に
誘ってくれたので入りました。
面白そうだなと思ったのと、
マイナースポーツの方が気楽にできるなと思って。

実際、ハマって面白かったです。

そうですね。