
「このまま行くと絶対おかしくなる」
お話ししてくれたのは、埼玉県在住のふくのりさん(46)。
中1で襲った原因不明の症状。
周りに恵まれるも、孤独に突き落とされたキッカケと、乗り越えた先で見えたもの。
「いまが充実しています」と言えるまで、経験したお仕事についてお話ししてくれました。
全9回でお届けします。
画像:本人撮影
#8
「不登校の経験が活きてる」
放課後等デイサービスのお仕事
独立した時に入社したってことは
管理職的なポジションですか?
いや、立ち上げて
しばらくしてから呼ばれたので。
なるほど、その方が安心できますもんで。
そうなんです、
子育ても始まっていたので、
ある程度基盤ができてるタイミングで
声を掛けてもらったのは良かったです。
いいですね、
お仕事の流れはどんな感じですか?
子どもの来る頻度はバラバラですけど、
定員が10名ほどなので、
メンバーもそこまで変わらず
毎日一緒に遊んだりしてます。
すごく、楽しくできてるなと思います。
自分の中では、
フリースクールで培ってきたものが
すごく活きてるなっていうのは感じますね。
へぇー!いいですね。
じゃあ、職場の大人サイドも、
ふくのりさんのような価値観とか
不登校を経験した方っていたりするんですかね?
んー、多いわけではないと思うんですけど、
たまにFacebookを見てたら
フリースクール時代の友達で、
同じようなところで働いてる人もいますね。
ほぉ。
フリースクールの経験が活きてるな
って思うのはどんな時ですか?
デイサービスって
何かしらの障がいを持った子どもが
通っているんですけど、
目に見える障がいだけじゃなくて、
目に見えない障がいもあるんですよね。
はい。
目に見えないけど、
本人たちでそれぞれ見え方・感じ方が違って。
それが理解されない苦しさを
僕は不登校で感じてたので、
そこがすごくわかるんですね。
だから、子どもたちが苦しんでたら
「何に苦しんでるんだろう?」
「どんなとこに不安を感じてるんだろう?」
って見つけていく過程が、自分には、
すごく意味があることだったりします。
うんうん。
そういう環境で働けるのが、
今はすごく嬉しいなっていうか、
良かったなって思うんですよ。
いいですね。
その視点って、勉強すれば培える
ものでもないと思っていて。
そうです。
絶対に感じないと分からないなって。
僕は不登校だった時、
見えないところで沢山苦しんだので、
放課後等デイサービスに来る親御さんも
色々苦しんだ上で来てくれてるから、
その気持ちを大切にしたいなって。
いいですね。素敵です。
ちなみに、ふくのりさんのnoteでは、
今息子さんも不登校だと書いてましたよね?
そうです。
ふくのりさん自身が父親になってからの
心境の変化というか、気付きみたいなものを
聞いてみたいなと思ったんですけど、
どうですかね?
そうですね、
うちの子はコロナがちょっと心配で
行かなくなったような感じなので。
なるほど。
子どもが学校に行っていないことについては、
全然、不安はないんです。
#最終回「全然不安はない」不登校中の息子と職場の子ども達へ思うこと
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