「このまま行くと絶対おかしくなる」
お話ししてくれたのは、埼玉県在住のふくのりさん(46)。

中1で襲った原因不明の症状。
周りに恵まれるも、孤独に突き落とされたキッカケと、乗り越えた先で見えたもの。
「いまが充実しています」と言えるまで、経験したお仕事についてお話ししてくれました。

全9回でお届けします。

画像:本人撮影

#3
「もう生きてる意味ない」
引っ越して味わった孤独

だんだん、
「誰にも必要とされていないんじゃないか」
って思い始めて。

その時も昼夜逆転になってしまって。
夜起きてると不安になるから、
ゲームとか漫画を見て。

でも、やることなくなったら
またずっと考えてしまう。
「これからどうなるんだろう」とか、
生きてる意味とか。

母親も、引っ越す前は
近くに相談できる祖父母がいたけど
周りに相談する人がいなくなって。
自分と母親はどんどん追い詰められて。

父親は、元々お喋りではない人で。
特に何も言ってこないけど、
学校へ行かないことは「良くないこと」
とは思ってる、みたいな。
家族それぞれが孤立してました。

だから本当に苦しくて、
「こんなに苦しいんだったら
生きてる意味ないんじゃないか」って、

自分で死のうと思った時に、
やっぱり、死ねなかったんですよね。

その理由っていうのは、
大好きな祖父がいて。

その人がふっと頭に浮かんで、
『自分が死ぬより、
おじいちゃんが悲しむ方が、
僕にとっては辛いことなんだ』って思えて。
『もう一度、ここで頑張ろう』って。

自分の中の、
一番底に行ったから気付けたというか、
眠っていた大事な気持ちがわかったっていう感じ。

僕は今まで、
必要とされてないと思ってましたし、
孤独だと思ってたんですけど。

一番底に行ったら、
おじいちゃんに愛情を持って育てられた、とか
たくさんの人に愛情を貰った、
ってわかった。

だから浮き上がれたんだと思うんです。

そうですね、
そうだと思います。

中2の春から秋までかな。

自分に合うフリースクールに出会いました。
そこに通うようになって
変わっていったって感じです。