「将来の夢なのに、恥ずかしくて人に言えなかった」
お話ししてくれたのは、千葉県在住のしくしくさん(25)

小さい頃から父と追いかけたプロ野球選手の夢。
野球部で経験した挫折と、それを支えてくれた家族や先生。
コロナ禍の就職活動から、思いもしなかった今のお仕事について、お話ししてくれました。

全10回でお届けします。

画像:本人撮影

#8
「先輩が優しすぎた」
罪悪感の入社1年目

防災系の部署で希望を出してたんですけど…

新卒300人くらいのほとんどが
東大院生とか、北海道大学の院卒とか、
エリートのバケモンがいる環境で…
さすがに第一希望が通らなくて(笑)

よくわかんない部署に入りました(笑)
でも、先輩がいい人たちばっかりで悪くなかったです。

いやー、
大学の知識は何も役に立ちませんね。

もう本当にゼロからスタートですよ(笑)

まず、工事ってお金がかかるじゃないですか。

基本、公共事業なので、
絶対に水増しかさ増しがないようにしなきゃいけなくて。

僕がいた部署の仕事は、
国や市町村から工事の発注がきたら、
「これくらいの金額でできますか?」って
色んな会社に連絡をします。

すると、「うちは○○円でできます」って
返ってきた見積もりを比較して、
明らかに高い会社、安い会社があったら、
「なんで安いんですか?高いんですか?」って理由を聞くんです。

「建材料が高騰してるから」とか回答をもらって、
理由に正当性があるか裏取りをしてました。

あと、工事は「
何人体制でやらなきゃいけない」
っていうルールがあって。


全国の業者さんに進み具合を確認して、
問題なさそうならそのまま進めるし、
現場で困っていそうなら体制を見直したりするんです。

僕は1年で辞めたペーペーなんで

ざっくりしてますが、
そんな感じの部署にいました。

一番の理由は、
自分の実力が圧倒的に足りてなかった。
パソコン技術とか、知識とか。
「ここで給料もらってていいんか」みたいな。
仕事も週4でテレワークだし。

相談もうまくできなくて。
でも、「今はできなくていいんだよ」って
みんなが優しすぎて。

僕が、何食わぬ顔して高い給料もらえる
図太い神経があればよかったんですけど(笑)
どうやら、そうじゃなかったみたいで。


#9「人と接する仕事がいいかも」想定外の転職先

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