「このまま行くと絶対おかしくなる」
お話ししてくれたのは、埼玉県在住のふくのりさん(46)。

中1で襲った原因不明の症状。
周りに恵まれるも、孤独に突き落とされたキッカケと、乗り越えた先で見えたもの。
「いまが充実しています」と言えるまで、経験したお仕事についてお話ししてくれました。

全9回でお届けします。

画像:本人撮影

#9
「全然不安はない」
不登校中の息子と職場の子ども達へ思うこと

そうですね。
自分が行かなくても、何とか生きていけたし。
周りにもそんな人たくさんいるので。

それよりか、
元気に、楽しく学びたいっていう
意欲は大切にしたいなと思っていて。

だから「勉強しろ」とか全然言わないんですけど、
勝手に自分で学んでいるので、
本当にあるんだなって実感しています。

そうですね、
うちの奥さんも学校行ってなかったので。

だから奥さんも
「なんとか生きていけるでしょ」っていう。
2人してそこまで気にしてないですね。

ただ、子どもがどうやって学んでいけばいいかとか
そういうことは一緒に考えたりしてますね。

そうですよね。
正直、僕は不登校のことなんて忘れてたんです。

でも子供が小学1年生に上がった時に、
不登校についてネットで見てみたら、
当時の自分と同じような感じで
ずっと悩んでるんですよね。

時代が変わって、
世の中すごく良くなってると思ったのに
全然なってないなと思って。

そこから、
「自分が出来ることないかな?」と思って
noteを始めてみました。

やっぱり、
X(Twitter)とかSNSを見て、
「学校に行けないし、誰にも相談できない」とか
ただ学校に行っていないだけなのに
「どうしたらいいんだろう」って
悩んでいる声を見た時です。

昔と違って、
学校に行かなくても選択肢が色々あるのに
実際の声が全然違ったので
えぇー!って思いました(笑)

「そんなに悩まなくていいよ」って伝えたいけど、
そんなの言ってもアレだしなと思って。

じゃあ自分の過去の経験を書いて、
何か、気づいてもらえればなと。

まだ「変わった」とは言えないけど
こうやって、大空ナビさんとか
発信している人、増えてますもんね。

だから調べていけばいくほど
同じ気持ちの人がたくさんいて、
それが繋がっていってるなっていうのを感じていて。

ちょっとずつでも、
世の中変わっていきそうだなって思ってます。

夢っていうのはそんなにないですけど、
今の生き方をずっと続けていけるのが
一番いいなと思っています。

放課後等デイサービスで関わっている
子どもの心の中に、
僕の何かが一つでも残ってくれたら、
それだけで嬉しい。かな。

今は、
自分の子どもが幸せに生きてほしいっていうのと
今働いているところの子どもたちが成長して、
将来自分のことをちょっとで覚えもらえたらいいな。
っていうことですかね。

これからどんな形になるかわからないけど、
そういうことを続けていけたら
幸せだなと思っています。

そうですね、
充実してると思います。


【お話ししてくれた方プロフィール】
ふくのりさん(46)
兵庫県出身 埼玉県在住

中学1年~3年まで不登校。
現在は、放課後等デイサービスで働きながら、自分の不登校経験をnoteで発信中。
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