「これ以上嫌われたくなかったんです」
お話ししてくれたのは、関東在住のななさん(30)。

小学6年生で不登校になってから、試みた学校復帰と挫折。
通信制高校から看護師になった経緯や、公立中学校の養護教諭として働く現在についてお話ししてくれました。


全10回でお届けします。

画像:本人撮影

#6
「不登校だったことを忘れてた」
楽しかった大学生活

高1ぐらいから気になったのかな?
最初は、看護師は無理だと思ったんです。
人と関わる仕事なんで(笑)
で、色々調べていくと
臨床検査技師っていう仕事があって。

検査する仕事なんですけど、
人と関わることが少なそうだなと思って
「これにしよう」って決めて、
予備校に通い出しました。

それが、
予備校に通っている途中で
看護師に舵を切って
看護大学に行きました。

結局、6校ぐらい受けて、
自分の実力相応ぐらいのところに
受かったって感じですね。

そうですね、試験に受かれば。

大学は楽しかったですよ!
自分が学校行ってなかったことなんて
忘れてました(笑)

でも、成人式で
思い知らされたというか・・・

成人式って、
「行かなきゃいけない」と思ってたんですよ、
やっぱり、振袖も着たいし。

でも、友達がいないんで
一人で成人式の会場に行ったら、
当時のことがフラッシュバックしちゃって。

会場に行ったけど入れなくて、
すぐ家に帰って、結構泣いてしまって。

それで、
「自分って学校行けなかったんだ」
って思い出しましたし、
「いま自分が普通の道に戻れてる」
っていう有難さも感じて。

その時に、
「次は不登校の子達を支える側に
まわらなきゃいけないな」
っていう風に思って。

不登校のこと忘れてたんですけど、
成人式で振り返る機会になったんですよね。

そうなんですよ。

そうですね。