
「これ以上嫌われたくなかったんです」
お話ししてくれたのは、関東在住のななさん(30)。
小学6年生で不登校になってから、試みた学校復帰と挫折。
通信制高校から看護師になった経緯や、公立中学校の養護教諭として働く現在についてお話ししてくれました。
全10回でお届けします。
画像:本人撮影
#4
「私は普通じゃない」
2度目の不登校と無気力生活
小6と中1で
学校に行けなくなったことと、
今回の中2で行けなくなったことは
ななさんの中で何が違ったんでしょう?
今まではきっかけがあったんですよね、
小6は縄跳び大会で、
中1は女子トラブルでって。
けど、今回はきっかけもなく
行けなくなっちゃった。
だから、
「自分は学校に合わないんだ」
「自分は普通じゃないんだ」って思っちゃって。
それが結構しんどかったんですね。
しんどいけど、
家にいるしかないし、みたいな。
毎日どんな感じで過ごしてたんですか?
その頃は結構病んじゃってて。
本当に寝るか、起きて泣いてるか、みたいな。
超無気力って感じでしたね。
ご飯もそんな食べないし・・・病的でした。
だから、外出もほぼなくて。
親は「引きこもりになったらやばい」
と思ったのか、連れ出そうとはしてくれて。
よくわかんないけど、
「雑貨買ってあげるよ」とか(笑)
きっかけを作って連れ出そうと?
そうそう(笑)
そういう感じですね。
その頃、
将来に対して何か考えてましたか?
いやー、絶望ですよね。
「学校に行けない自分はきっと就職できないんだ」って、
「きっとニートになるんだな」って思ってました。
やっぱり、
「学校に行ってる人が社会に出る」
っていうイメージだったんで。
将来のことは、ずっと不安でしたね。
中2の6月から行かなくなって、
その生活はいつまで続いた感じですか?
中2の・・・いつだっただろう。
夏ぐらいには、親がフリースクールを
見つけてきてくれて、見学に行って。
中3から一応週5で契約してました。
フリースクールに通い出して、
徐々に元気を取り戻していく
っていう感じでしたね。
フリースクールは、
いくつか見学しました?
1ヶ所しか見てないですね。
母が、中1でお世話になった
相談員さんに相談してたんですよ。
私がやばい、みたいな。
で、不登校のシンポジウムに
一緒に行ったりしてたみたいで。
その相談員さんすごいです。
寄り添ってくれますね。
その人、
めっちゃいい人なんですよ!
でも、最初のフリースクールの見学で
「ちょっとお母さんだけで行ってきなよ」って
私は行くのを断ったんですね。
見学から帰ってきた母が、
「フリースクールの先生が
来なかったの、すごい残念がってたよ」
って言われて。
私、すごく真面目だったので
罪悪感になっちゃって、
「次は行かなきゃダメだ」って(笑)
かわいい(笑)
で、行ったら
自分が思ってた場所と違くて。
いい意味で、違った?
そうです。


