「学校に行かなくなってから、すぐ引きこもるようになりました」
お話ししてくれたのは、兵庫県在住のせっちゃん(38)。

小学5年生から不登校になった理由から、引きこもっていた頃の生活。
可能性に懸けた受験期から、「こだわらなくなった」いまの働き方についてお話ししてくれました。

全11回でお届けします。

画像:本人撮影

#最終回
「理解しているつもりだった」
引きこもりの時、母がしてくれたこと

おお。

そうですか、
ありがとうございます。

はい。

そうですね、
大人になってから母から聞いたのは、
「あなたのことを理解しているつもりだった」と。

一番の理解者、を通り越して
"自分の思い通り"に動いてくれる
と思っていたみたいです。

コントロールというよりも、
「この子は右に行くやろうな」と思ったら
やっぱり右にいったな、っていう。
そういう意味で理解していたと。

でも、私が学校に行かなくなって、
引きこもったことで、
実は全く理解してなかったことに気付けたと。

両親の言葉そのままで言うと、
「それが一番の収穫だった」と。

私は、コントロールされてるとか、
厳しい親っていう認識はなかったんですけど、

母からすると、引きこもり前は
「親子のコミュニケーションはとれてなかった」
って言うんですよね。

例えば、スーパーに行って、
「このお菓子買って」って私が言ったとき。

「このお菓子を買ってほしいっていうと、
お母さんはあかんっていうでしょ。
でも、私はどうしても欲しいんだ、
だから買っていいでしょうか。」って。

私のダダのこね方が、
「提案みたいだった」って言われたんです。

母からすると、
「親の顔色を伺って、
子どもが親に提案する段階で、
それは良好な親子関係じゃないよね」と。

それを聞いて
なるほどな、と思いました。

で、私が引きこもりになった時は、
「親が自信を持って生活していないと、
子どもも自信を持って生きれない」
と思ったみたいで。


世間体を捨てて
堂々と生きることに決めた、と。

だから「うちの子は学校行ってないですよ」って
ご近所とかに隠さず言ってたみたいです。

当時、厳しいことを言われた時は、
カラ元気で過ごしてた時期もあったと。

色々と考えてます。

今やってることでいうと、
滋賀大阪で開催されている
不登校の親の会には定期的に参加していて。

そこで自分の体験談とか、
さっき話した母のことを伝えてます。

あと、
引きこもりの人と、その親御さんが
将来少しでも安心できるような
マネー教育の連載をやってます。

自分で勝手に作ってるだけ
なんですけどね(笑)


例えば、年金のこととか
当たり前のことなんですけど、

引きこもりので、
将来不安がある人に向けて書いています。

あと、どうしてもやりたいことがあって。

私、地図が好きなので
地図で見た場所に、行きたいんです。


その旅行動画をYouTubeに上げたいなって。

でもね、旅行の動画って
すごく多いじゃないですか。
何かしらオリジナリティを出したいと思って・・・

お恥ずかしながら、歌うのが好きなんですよ。

だから、自分の歌をBGMにした
旅行の動画を作りたいなって。

聞きたくなければ
ミュートにしてくれたらいいので。
そんなことも思ってます。

ありがとうございます。

はい!


【お話ししてくれた方プロフィール】
せっちゃん(38)
兵庫県在住
小学5年~中学3年まで不登校。
内、2年間引きこもり。

現在は、資産運用をしながら
「教育に貢献する」を生きがいに、
進学支援/不登校・引きこもり支援の活動中。
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