「姉がうらやましくて行かなかったわけじゃない」
弟のユート(30)に、生まれて初めて当時のことを聞きました。

小学1年生から4年生まで不登校だった理由や、高校で経験した部活の厳しさ、
転職を繰り返す中でみつけた、自分の"ちょうどいい仕事"について話してくれました。

全9回でお届けします。

画像:本人撮影

#4
「顧問に監視されてる」
バイトより辛かった部活動

うん。

俺の通ってた中学、
ソフトテニス強かったじゃん。 

特に、俺らの学年が珍しかったんよね。

同級生に全国優勝するやつがいるわけよ。

普通さ、

県大会優勝したり
全国大会出場したらさ、
ある程度

評価されてもいいと思うんだけど。

でも、全国優勝するすごい奴が
同級生に2人もいたらさ。

俺が県大会優勝しても、
めちゃくちゃ下というか。

「とれて当たり前」な環境なわけよ。
そういうすごい奴がいると。

どうしても、その2人に
おんぶにだっこな状態になる。

それは皆わかってた。


だから、
「高校に入ったら・・・」っていう
期待みたいなものがあったから、
高校も続けたっていうのはある。

うん。

うーん・・・
答えになってないかもしれないけど。

「強い人」は世の中に極わずかで、
「普通かそれ以下の人」の方が
多いわけじゃん 。 

やっぱり不登校とか、
いじめられた経験してる人ってさ、
その、大多数の気持ちが分かるから。

俺は生きる上で、
部活するにしても、働くにしても、
大多数の気持ちが
わかる方でいたいなと思って・・・

うーん・・・
ちょっと何が言いたかったんか
分からなくなってきたけど。

いや、
勝ち負けの強さじゃないかな。


高校の顧問は

「人間的な」強さを求めてくるわけ

要するに、
ヘタクソが一生懸命やって
負けた試合の方が賞賛されて、
上手い奴が調子こいて勝つ方が
タチ悪いと思われるわけよ。 

うんうん。
顧問の価値観で、
俺の良し悪しも決められるわけ。


あと、顧問が生徒指導だから、
どの先生の授業も気が抜けないわけよ。

チクられたら怒られるから。

そうそう。

みたいなもんだな。 

ほんまそう。

めっちゃ楽やん。 
ストレスフリーやなっていう。