「姉がうらやましくて行かなかったわけじゃない」
弟のユート(30)に、生まれて初めて当時のことを聞きました。

小学1年生から4年生まで不登校だった理由や、高校で経験した部活の厳しさ、
転職を繰り返す中でみつけた、自分の"ちょうどいい仕事"について話してくれました。

全9回でお届けします。

画像:本人撮影

#3
「稼ぐって簡単だと思った」
はじめてのアルバイト

高2かな?

んーと、 
高校のテニス部の顧問が
生徒指導課の先生で、まじ厳しくて。

当時の後輩がやんちゃしまくってて、
それで俺が怒られたり。

一人しかいなかった同級生も
怪我で部活休んでたら、
どんどん俺ばっか
顧問に責められるようになって。

で、その時付き合った彼女と
遊んでる方が楽しかった。

「早く楽になりたい」って思って、
だから部活辞めたの。 

マクドナルド。

まぁ、高校の先生が
来なさそうなエリアで探したら、
そこになったってだけかな。

うちの家は、
お金に厳しかったからだと思う。

ちょうど姉が専門学校入って
一人暮らし始めた時期で。

家にお金がないから、
「ユートは、大学入学

1年待って貯金してから入れ」
とか、父に言われてたし。

小遣いはないし。
結局、お金稼がないと

楽しいことできないって思ってたから。 

だから単純に、
携帯が欲しくてバイト始めたって感じ
。 

マクドナルドで働くことが目的じゃなかった。

ただお金が欲しかったら、
稼ごうと思ってマクドナルドに入っただけ。

だって、
部活の方が厳しかったから。

だって働いてる時って、早々怒られない。
言われたことをやってたら。

部活時代は、
言われたこと以上のことを
しないといけなかったから。

バイトは、
高校生っていうのもあって、
言われたことさえやっとけば怒られない。

よくさ、
「バイトデビューはマクドナルドがいい」
って言われてるの、やっぱわかるし。 

プロセスが決められてるから、
「次はこうしましょう」って。

マニュアルにそっていればいい。
だから簡単って感じたかな。